こんにちは。インド滞在中のギフティCTO柳瀬です。残念ながら、インドご当地のハローキティにはまだ出会えていません。
さて、既報の通り昨年より弊社グループとなったYOUGotaGift社(以下YGG社)のインド・ケララ州開発拠点を初めて訪問しました。この記事では、訪問の背景と現地での様子をまとめます。
訪問の背景
YGG社は中東地域を中心にeギフト事業を展開しており、インド・ケララ州の開発拠点には約100名のエンジニアが在籍しています。
今回の主な目的は2点あります。1つは現地の開発状況把握、もう1つは将来的なギフティのインド開発組織展開の可能性を探ることです。
後者に関連し、弊社ではすでにベトナム・ホーチミン市に開発拠点「giftee Tech Vietnam(gTV)」を設立しており、gTVが開発組織の中でも重要な役割を担っています。そうした経験をもとに、今後インドという新たな地域でも開発体制を強化できるかどうかを見極めたい、という趣旨での訪問となりました。
初日のギフティ紹介セッション
正直、YGGのエンジニアの皆さんにとって私たちギフティや日本本社がどのような存在か、多少気がかりもありました。ほぼ同じ事業を営んでいるとはいえ、ギフティは突如自分たちを買収した海外の企業ですし、訪問が何か大きな変化を強いる事に対する警戒心を生んでいないか不安がありました。
そこで訪問初日には、YGGのエンジニアの皆さんに直接、ギフティの事業や技術組織の紹介セッションを行いました。両社はほぼ同じ事業領域に取り組んでいること、YGGインド拠点の方々をリスペクトしていること、グループ全体で相互に高め合いたい、というメッセージもお伝えしました。
セッション開始直後はYGGのエンジニアの皆さんの緊張感や警戒感も少し感じましたが、一通り話し終えた後のQAセッションでは活発な議論をすることができて、合計2時間ほど、非常に盛り上がったセッションになったと感じています。
個人的にはインド英語に慣れる前のセッションで不安もありましたが、南インドの英語は比較的聞き取りやすく、特に問題なく質疑応答にも対応できました。発表時にギフティのTシャツを着ていたところ、質疑で「自分もギフティのTシャツが欲しい」と声をかけてくれた方もいて、心配していた緊張感も和らいだように思います。
リーダー陣との会話
2日目以降は先方のCTOであるAshinや、リーダー陣との多くのセッションを通じ、現地状況の理解を深めました。エンジニア採用に関しては、日本と逆で供給が多く、どんなポジションも2ヶ月程度で採用できるとのこと。グローバルに見ると日本のエンジニア不足が特に際立つ一方、インドは供給過多で、平均年齢も28-29歳程度と若い世代が活躍している印象です。
開発手法についても、丁寧にプロセス化・運用されており、オフショア開発における役割分担や進め方について、現場で数多くの学びがありました。弊社ベトナム組織と似た立場の拠点ですが、YGG社インドの成熟度には感心させられました。
ちなみに、YGGは複数カ国で事業展開しているため、オフィスには各国の時刻を示す時計がずらりと並び、グループジョイン後には日本時間も追加してくれていたのが印象的でした。
終わりに
今回の訪問で、YGG社インド開発拠点との関係性を構築でき、彼らの強みもより明確に理解できたと実感しています。今後も技術面での連携はもちろん、開発組織のさらなるグローバル化に向け、引き出しを増やしていきたいと思います。これからもグループ一丸となり、より良い技術組織を目指していきます。