
2025/11/28に、Vibe Coding の体験を目的とした開発合宿を実施し、エンジニア 50 名ほどが参加してくれました。この記事ではその様子について紹介します。
Vibe Coding とは
Andrej Karpathy が 2025 年の初頭に広めた概念で、AI ツール(LLM など)を活用して自然言語ベースでアプリ開発を行う手法のことです。 以下はGoogle Cloud のページから引用しています。
バイブ コーディングは、AI を使用して自然言語プロンプトから機能コードを生成する新しいソフトウェア開発手法です。これにより、開発が加速され、特にプログラミング経験が限られている人にとっては、アプリの構築がより身近なものになります。 この用語は、2025 年初頭に AI 研究者である Andrej Karpathy 氏が考案したもので、コードを 1 行ずつ記述するのではなく、AI アシスタントをガイドして、より会話的なプロセスを通じてアプリケーションを生成、改良、デバッグするワークフローを指します。実際のコードの記述は AI が処理するため、ユーザーはアプリの全体像や主な目標について考えることに時間を割くことができます。
開催の目的
今回の開発合宿の目的は以下の 3 つです。
- AI Coding、特に Vibe Coding をテーマに、参加者に「AI ツールを使って動作するものを作った」という成功体験を得てもらう。
- エンジニア間のコミュニケーションの機会の創出と技術力の向上。すでに知見がある人はチーム内外にナレッジ共有をしていただき、知識・経験不足を感じる方は合宿を通じて同僚から刺激をもらい、次の一歩を踏み出す機会として活用してもらう。
- 参加者が「業務・経営課題の解決にどのように AI Coding を活かせるか」を考える機会の一つとしてもらう。
開発合宿の概要
今回の開発合宿では、「Google Chrome の拡張機能を Vibe Coding で作成する」というテーマを設定しました。このテーマ以外には詳細な制約を設けず、具体的に何を作成するかや、どのように役割を分担して進めるかなどは各チームの自由な判断に委ねる形にしました。また、使用するAIツールに関しても特に制限を設けず、弊社で利用できるAIツールの中から各々好きなものを利用できる形にしました。 以下に今回のイベントで使われていたAIツールの一部を載せさせていただきます。(順不同)
- Cursor
- GitHub Copilot
- Codex
- Gemini CLI
参加者は運営側で事前に編成したチームに分かれ、3〜4人体制で計13チームが開発に取り組みました。チーム編成においては、「普段関わることのないエンジニアとの交流」を重視し、できる限り同部署のメンバーが被らないように構成しました。
当日の様子
合宿の冒頭で Vibe Coding とは何かを説明する時間と、Vibe Coding で実際に実装した拡張機能の具体的な成果を紹介する時間を設けました。これは Vibe Coding に馴染みのない参加者もいたため、実際に Vibe Coding がどこまでできるのかや、何が作れるのかの具体的なイメージを共有する目的で行いました。その後は各チームに分かれて開発に取り組んでいただきました。
開発に入ると、どのチームも楽しみながら真剣に取り組む姿が確認できました。すぐにアイデアを固めるチームやアイデアを深掘りをするチーム、簡単な拡張機能を作ってみるチームなど、チームごとに進め方が様々で見ていて面白かったです。
使用している AI ツールもさまざまで、全員 Cursor を使っているチームもあれば、各人で別の AI ツールを使うチームなどもありました。チームによって頻度はばらけていましたが、都度各々の知見を交換している姿が確認でき、普段業務で AI 関連を触らない方も積極的にキャッチアップしている姿が確認できました。


開発終了後に振り返りとして作成したものを発表する時間を設け、代表として 5 チームに何を作ったのかを発表してもらいました。どのチームも創意工夫に溢れる内容で、普段の業務で用いている web ツールをより使いやすくするものや、ギフティのeギフトの有効期限をリマインドするものなど、本当に色々なものが作られており、発表全体を通して参加者全員でワイワイしながら行うことができました。



おわりに
実装を AI に任せる Vibe Coding での開発ということもあり、どのチームも普段業務で関わっているかに関係なく議論を活発に行いながら作業を進めてくださっていたのがとてもよかったです。アンケートの感想もポジティブな意見を多くいただき、参加してくださった方々が楽しく知見を持ち帰れる環境を提供できてよかったと感じています。
下記に実施後に行ったアンケート内容の一部を記載させていただきます。
- 初めての Google Chrome の拡張開発と Vibe Coding がとても新鮮で楽しかったです。また自分でも Google Chrome の拡張開発を作ってみたいなと思いました。
- 普段触れない領域やメンバーとの開発がとても新鮮で良い体験になったと思います。
- 純粋に楽しかったです。
- コーディングにAIを使い慣れていなかったので、半日時間をかけて複数人で試すことができたのが良かったです。
さて、ギフティではより良いプロダクトを作るために切磋琢磨するエンジニアを求めています。少しでもご興味を持っていただけましたら、ぜひ 採用ページ や カジュアル面談 にお越しください!