giftee Tech Blog

ギフティの開発を支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信しています。

個人開発Night#2 を開催しました

みなさんこんにちは。ギフティの丸田です。
6/27にギフティの主催で個人開発に関するLT会「個人開発Night」の第2回が実施されたので、当日のイベントレポートをしたいと思います!

当日の様子は#個人開発Night というハッシュタグでTwitterでも流れていたので、そちらも合わせてご覧ください!

登壇者

tma2k(ギフティ枠)

2週間で挑むサイドワークハッカソン

概要

ギフティにはイベ班というチームがあり、毎月色々なイベントを実施しています。
その中で、シャッフルランチというチームをまたいでランチにいくという社内イベントがあるのですが、「不公平にならないように、誰をどうアサインするか?」という点で毎月めんどくささを感じていました。
このLTでは、社員が増えてきたこともあって従来のやり方を自動化するにはどうすればいいか?ということについて取り組んだアプローチについて発表してくれました。

始めはがっつりとRailsで作ろうとしたところから始まり、方針転換でサーバーレスで設計し直した際にどのように設計をしたのか、DynamoとRDSとの違いに伴う設計の難しさや戸惑い、作ったものが突然動かなくなって困ったことなどを語ってくれました。

当日の様子

canisterism(ギフティ枠)

React, Redux, TypeScriptを学習しようとしたら盛大に失敗した話

概要

「今回の発表は、成功体験話ではなく失敗談です」
こんな語り出しから始まるように、このLTではcanisterismがGW中に興味ベースで気になっていたことに対し、自己学習をした結果について発表してくれました。

タイトルにあるようにReact/ReduxとTypescriptについて学習し、最終的には「入力した文字を画像内に埋め込むアプリを開発すること」を目標に公式チュートリアルから学習を始めてアプリを作成してみたものの、どうにも目的の通りにならない。そうなった時に、モチベーションを保つことの難しさや原因が正しく理解できていないことの危険性、作成物のスコープが巨大化していたことへの反省などを語ってくれました。

当日の様子

さちえさん(一般枠)

TwitterとgoogleフォームでやるMVP

エイシスの方でした。
絶賛採用強化中とのことです。

概要

トリオキニというサービスをリリースするに当たり、サービスニーズについての市場調査やユーザーアンケート実施したが、どのようなフローでその処理をしたかについて発表していただきました。

なんとこのトリオキニ、リリース前段階ではコードは書かず、ニーズの調査から予約受付、QRコード発行に当日の引き取り、フィードバックまで全てgoogleフォームとTwitterのDMで完結しているとこのこと。

そのようなサービス設定の各フローにおいて、どのような形で処理をしたのか、どこで困ったのか等についてわかりやすく語っていただきました。

Seiya Yoshitakaさん(一般枠)

開発仲間をツノれるサービス、「ツノッテ」をつくっている話(仮)つくった話

株式会社ベンチャーリサーチの方。
当日ローンチしたそうで、開発している話から開発した話に切り替わってしまいました。

概要

会場は個人開発Nightではありますが、このLTでは2人による共同開発についての知見を発表していただきました。

クリエイター・個人開発者が共同開発やツーザーなど一緒に作る仲間を募るサービスツノッテのサービス内容について説明した後、共同開発の大変さについて振り返り何が大変で何がよかったのかについて具体的に語っていただきました。

来場者の中にもこのような経験がある人がいたようで、複数人で開発することによるコミュニケーションコストの高さや、複数人だからこそできることの多さについて、懇親会で熱い議論が起きていました。

当日の様子

ariakiさん(一般枠)

古に学ぶ個人開発のススメ

技書博の中の人。
技術書同人誌博覧会について熱くCMしていただきました。

概要

ariakiさん自身が今まで何を作ってきたのかの経験について話して発表していただきました。

開幕のBoland Delphiでランチャや暗号ツールの作成をしてきた経験に始まり、Windowsでフリーウェアを続々と作ってきたことについて話していただきました。

高校生から始めて累計数十万DLを超え、数々の雑誌やサイトに掲載されたという体験と、見返りとしてテレホンカードやPC関連雑誌がもらえたという経験があるものの、個人の趣味では基本的に赤字から脱却できないし、テストの成績や内申点も稼げないし、せっかく作ってもソースコードが吹っ飛ぶ(当時githubなんてない)ことやサポートの辛さなどなど様々な「大変さ」でモチベーションの維持が困難になってしまったことなどが積み重なりフリーソフトの開発をやめてしまったことについて語っていただきました。
それでもなお、フリーソフトという考え方がまだ生きていることや個人開発の選択肢としては十分可能性があると言及されました。

当日の様子

Takahashi Masayaさん(一般枠)

シューティングゲームをJavaScriptとCanvasで実装した拙作紹介

概要

JavaScriptとCanvasでシューティングゲームを作ったとのことで作品の紹介と設計コンセプトについて語ってくれました。

シューティングゲームのメイン画面だけでなく、管理画面がFirebase×Vue.jsで用意されており、スーパーマリオメーカーの要領でステージの作成ができるという説明とともに、素晴らしいデモプレイで会場を沸かせました。

当日の様子

まとめ

今回、第二回の個人開発Nightを実施しましたが、社内外からたくさんの人にきていただき、リリースしたり失敗談を語ったりデモしたりと、とても楽しい会になりました。

これからもギフティは様々な勉強会をしていくと思う(してくれるんですよね?)ので、ドンドン新しい発見や交流があると思います。
ギフティがどんな会社なのかもよく知らないよって人でも、軽い気持ちで参加していただけると嬉しく思います。

・・・今度はタイムキーパーだけじゃなくて発表もしたいなぁ。

それでは!