こんにちは!ギフティでエンジニアをやっている@aidyak_です。 弊社では、今年度から新卒エンジニア向けに合同研修を実施しています。 新卒エンジニアとして、実際にその研修を受けてみた感想について書いていきます。 ギフティで行われている新卒研修がどんな雰囲気なのか?ということが伝われば幸いです。 それではよろしくお願いします!
どんな研修?
ギフティの研修は、座学より実践的な部分に重きをおいています。 研修開始時にWebやGitについての講義を受け、その後自分で1からWebアプリケーションを開発する、という課題がありました。 アプリケーション開発の過程は、先輩エンジニアの前で中間発表、最終発表という形でプレゼンテーションを行いました。
内容
今回の研修は、以下のようなコンテンツで構成されています。
- 先輩エンジニアによる講座
- git講座
- 課題図書4冊を読む
- インフラ(EC2)を自分で立てる
- Webアプリケーションの開発
- ユースケースから考えるブログアプリの開発
ただし、以下のような制約がある中での開発となります。
- コンテナ、コンテナオーケストレーションは使用しない
- フルスタックフレームワークは使用しない
- データベースに関するマネージドサービスを使用しない
Webに関するベーシックで汎用的な技術を身につけることを目的としたコンテンツでした。
受講生の声
一緒に研修を受けた同期の皆さんに感想をいただきました。
T.N.さん
webフレームワークを使用せずにブログサービスを作ってみるという課題でしたが、意外にも「railsならこの機能が使えるのに」「railsはどう実装しているのだろうか」などと考えることが多く、自由にコードを書けるからこそwebフレームワークを意識することが度々ありました。 またネットワークの知識やインフラを触ってみる機会も得られたため、webサービスについての包括的な学習が実践ベースでできたと思います。 要件の制約のなかでも最終的な成果物は個人によって大きく違ったので、お互いに作ったサイトを触ってみるのも楽しかったです。
Y.O.さん
最初は自分に課題ができるのか不安でしたが、メンターの方が柔軟に対応してくださったので、大きく躓くことなく進められました。 課題を通して、webのステートレス性、セッションといった仕組みを理解できました。 新卒研修後に本格的にrailsを利用し始めましたが、railsはそういった仕組みが隠されており、意識しないでも書けるようになっていると感じました。そのため、新卒研修でwebの基礎的な知識を学べて良かったと思いました。
G.S.さん
今回の経験を通じて、まずシンプルに楽しかったです。 また、Railsを使わない環境で開発を行ったことで、必然的にWebの仕組みを深く理解せざるを得ず、良い学びとなりました。 さらに、開発スケジュールの感覚を大まかに掴むことができたことも大きな成果です。 加えて、インフラやセキュリティに対しても少しずつ親しみを持てるようになりました。
M.K.さん
Railsに隠されている部分を実装したので、バックエンドの処理やwebアプリの仕組みについて深く理解できた気がします。また、開発の過程でエラーが発生した際には、公式ドキュメントのような一次情報を確認する重要性も認識しました。 これらの経験を通じて、技術課題に対するアプローチの仕方や、問題解決のための視点を広げることができたと思います。 引き続き、実務経験を通じてスキルを高め、強いエンジニアになりたいと思います。
完走した感想
すごく楽しかったですね! 研修時は、自分が実装して数人のメンタにみていただく、という流れでしたが、このフローからチーム開発のイメージを付けられたように思います。 また、最初の1ヶ月は新卒メンバが全員出社して席も近かったので、お互いに相談に乗り合ったりして課題を進めるようにしていました。 今この記事を書いている時は既にプロジェクトにアサインされているのですが、この研修で得た知識を活かして業務に取り組んでいます。 それと同時に、この研修を通じて自分がどんなことに興味があるのか?を改めて考えることができました。 ただ闇雲に知識を得るだけでなく、根幹を知って、その上でどの知識を優先的に伸ばしていきたいのか?を考えることができたのは大きな収穫でした。 これからも日々学び、事業の成長に貢献していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました! 今後もブログを書いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします!