はじめに
こんにちは。HRでエンジニア採用を担当している高橋です!
6月8日にギフティのエンジニアやディレクターを対象とした「技術本部合宿」が行われました! 私はHRですが、ちゃっかり合宿に潜入したためその様子をレポートします!!
3行で
- ギフティのエンジニアリング組織「技術本部」全体で合宿をやったよ!
- 今回はオフラインで、カスタマージャーニーマップを作るワークショップをやったよ!
- 各事業の理解も深まったし、事業チーム横断のコミュニケーションも強化できたよ!
技術本部ってなに?
ギフティでは、エンジニアリング組織を「技術本部」としてまとめ、その中で各事業ごとにチーム分けをする、ゆるいマトリックス型組織となっています。組織については別記事でCTO×EM対談としてまとまっていますので是非ご覧ください!
なぜ合宿?
技術本部合宿は、まさに技術本部の設立意義を体現した取り組みです。
エンジニア間の横のつながりとか、エンジニアやディレクターの生産性向上や技術育成など、 これまでは自然発生的な活動に任されていたものに組織としてちゃんと取り組みやすくしていく
(前述のCTO×EM対談より抜粋)
これを踏まえ、合宿の目的は下記に設定されています。
物理コミュニケーションを通して、お互いの業務内容や仕事への向き合い方、個性を含めた相互理解を深めチームワークを醸成する ユニットや職種を超えて同じテーマを同じ場所で学ぶことで、帰属意識や一体感を高める
昨今の情勢下では色々と難しさのある「物理で会うこと」をあえて組織として取り組むことで、部署・役割を超えたコミュニケーションを強化したいという思いが強く現れています。
オフライン開催にあたっては、出社前の検温/会場入場時の検温消毒/会話時のマスク着用/机上パーティション設置など、総務チームにも多大なるご協力をいただき、対策は入念に行いました…!
どんなワークショップ?
ギフティの実際の事業ドメインごとに、カスタマージャーニーマップを作成するワークショップを行いました。内容とゴールは、EMのKentaさんがシンプルにまとめてくださっているので、ありがたく社内Wikiから抜粋します。
ギフティではBtoC/BtoBtoCの領域でeギフトを軸に複数の事業を展開しており、非常に事業の幅が広いです。
今回はグループごとに対象とする事業テーマが与えられて(Aチームはgiftee.com、Bチームはgiftee for Business…という感じ)、入社時期や事業・担当プロダクトをシャッフルした混成チームでワークショップが行われました。普段の業務では関わっていない事業についても理解を深めるという狙いもあったようです。
具体的な1日の流れとしては、まず午前中は全体での概要説明としてカスタマージャーニーマップの作成の流れの説明がありました。その後、各事業のテーマと今回扱うペルソナ・実際の顧客の事例や業務フローについて、各事業チームのマネージャーから解説していただきました。
午後はそれぞれのチームに分かれて、実際にカスタマージャーニーマップを作成しました。事前に準備されたペルソナをそのまま深堀りするチームもあれば、独自路線をゆくチームもあり、ペルソナの深堀り部分では各チームの個性がとても現れていたと思います。
今回は時間の関係上ペルソナの大枠が準備されていましたが、大枠と言ってもかなり細かい人物設定がされており、素人の私目線では「えっ、ここからさらにペルソナ深堀り…!?」と思うレベルでした。そこからスッと深堀り・議論ができる皆さんの姿を見て、リスペクトしか生まれなかったです。
ペルソナのチーム内での理解・深堀りが終わった後は、そのペルソナにおけるユーザ体験のスタートとゴールを設定したのち、具体的な行動・感情変化を洗い出しました。
例えば「この状況下ではオンラインのギフトではなく、物理的なギフトが選ばれるのでは?それを打破するには?」などといった、ペルソナの行動・感情を突き詰めて考えるもので、どのチームにおいても付箋が次々と生まれ、ペルソナが本当に実在する人のように解像度高く浮かび上がってくる様子を目の当たりにしました。
その後、ユーザ体験のゴールに向けて支援できる対策を考え、最後に一連の流れをまとめる作業を行いました。まとめ後は各チームから成果発表を行っていただきましたが、どのチームもゴールまでしっかり完走し、とてもクオリティの高いカスタマージャーニーマップでした…!(小並感)
ほぼ初対面の方同士で「初めまして」から始まるチームもありましたが、最後には深い議論ができて非常に良かったという感想も、発表内で共有がありました。
また普段自分が対応している業務テーマを扱うことになったメンバーも「実際に業務内でも検討されている改善案にたどり着いて、より理解が深まった」など、業務にも役立つ知見を得られたようです。
「ギーク」たちのまなざし
ギフティの行動指針の一つに、「Geek Suit」というものがあります。
実際の業務においても、ただ降りてくる要件に従って実装するのではなく、そもそも顧客・マーケットが本当に求めているニーズに対して、ビジネスサイドと共に向き合いながら実装することを大事にしています。
今回のワークショップもカスタマージャーニーマップを最後まで作り切ることは決して簡単ではなかったと思いますが、どのチームも当然のようにクオリティ高い成果発表を行っており、普段から「Geek Suit」を実践している基礎体力があるからこそなんだろうな、と感じました…!
醸し出されるギフティ感(物理)
コロナ禍になってから出社頻度が減ったため、これほどの人数が一同に会したのはとても久しぶりのことです。Slack上でも「リアルでは初めましての人がいっぱい」「関係者じゃない人が紛れててもバレなそう」「オフィスってこんなに狭かったっけ…?」など、エンジニアのみなさんも感慨深く感じるところがあったようです。
また成果発表の場においても、単にその成果を発表するだけでなく所々にユーモアを潜ませてくるセンスが全チームで光っていました。(中には前日作成していたチームメンバーの紹介ムービーを差し込んでくる猛者も…)
リモートで大人数が集まる場では、そういったユーモアに対する反応も見えづらい部分がありますが、ユーモアから生まれる会場の一体感のようなものも、物理だからこそ生まれるのかなと思いました。
ワークショップの合間の休憩時間や、ワークショップ後の懇親会では、筋トレコーナーで筋トレ談義に花を咲かせる方々や、コーヒーメーカーでコーヒーを楽しむ方々、自分のバンドのCDを販売する方、格ゲーや音ゲーに夢中になる方々など、久々の物理接触を楽しむ姿があちこちで見られ、会場はギフティ感あふれる雰囲気に包まれていました!
※オフィスの設備について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!
個人的所感ですが、私自身も今年2月に入社したため、リモート生活中心の皆さんの雰囲気はSlack上で察するのがメインでした。今回改めて物理でその中に入ってみて、おおらかで優しい、けどスマートで遊び心にあふれるギフティのエンジニア組織の雰囲気の理解を深められた気がします。
これからも皆さんの生態をもっともっと知っていきたいなと思いました!
おわりに
今回は記念すべき第一回・技術本部合宿をレポートしました!
今後もギフティのエンジニア組織はどんどん進化していきますので、「もっと詳しく事業や組織について知りたいな」と思っていただけましたら、ぜひお気軽にカジュアル面談しましょう!