giftee Tech Blog

ギフティの開発を支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信しています。

新卒エンジニア第一号の視点からギフティでの働き方と良いと思った事をお話します

はじめに

こんにちは、はじめまして。 昨年19新卒としてギフティに入社した横川といいます。 私が入社してから、とても早いもので1年半ほど経ちます。

この記事ではギフティに新卒入社した視点から、

  • ギフティではどんな働き方をするのか
  • ギフティで働いていてよかったなと思うこと

をシェアしたいと思います。

この記事の想定読者

  • ギフティでエンジニアとして働くことに興味のある方
  • ギフティでの働き方に興味のある方

私のチームについて紹介

私はSaaSを取り扱っている事業部の中で、(最)重要クライアントである大手飲食チェーン向けに開発を行っているチームに所属しています。 メンバーはマネージャー1人、ディレクター2人、エンジニア5人です。 eギフトの生成を担うシステムは、通常SaaSの形態でご利用いただいているのですが、対応しているクライアントがeギフトを用いたマーケティングのパイオニア的存在である事、新規施策に積極的である事、飲食業に止まらず小売業全体でベンチマークとされている事が理由で、専属のチームで対応しています。 定期的にクライアントとギフティでディスカッションして、eギフトを使った新しい施策を実施しています。 良い先行事例を作れたらと思い、良きパートナーとして一緒に事業をしている雰囲気がありますね。 良い施策は行く行くは他のクライアントにも横展開できたらと思っています。

入社当初の自分の状況

まずはじめに自分の入社前の状況を紹介します。 大学は電気電子系の学部だったので、大学でプログラミングをしたことはほぼありませんでした。(授業でほんの少しC#を触りました。) 入社前の自分のスキルを箇条書きで書いてみます。

  • HTML, CSS, jQueryは少し触ったことある
    • クラウドワークスでLPやサイト制作の案件こなしたりしてました
  • Rails Tutorialをとりあえず一周
  • チーム開発の経験なし
  • プルリクエストという単語は聞いたことあるけど何のことかよくわかってない

個人的にはよくある独学で勉強したんだなぁという感じのスキルセットかなと思います。 (Progateやドットインストールにはとてもお世話になりました。)

入社から研修、業務開始までの流れ

ギフティに入社してからの流れは以下の通り。

研修→OJT→業務

私はギフティに新卒入社したので他企業を経験しているわけではないのですが、わりと一般的な流れなのかと思います。 ちなみに研修は2, 3ヶ月程で、こんなことを勉強しました。

  • Railsの基本
    • Railsチュートリアルに似たような書籍にそって学習
  • Railsを使わないでブログアプリを作ってみる
    • Railsの中身を多少理解してほしいという思想のもと、WEBrickでwebサーバを自分で立てたりして実装
  • SQLの基礎
    • 業務上使用するので基本をドリル形式の本にそって学習

普段の仕事ではRailsを中心に、Vueを触ったりしています。 チーム開発ではGitHub、Slack、Trelloなどを活用しています。

日々の業務の流れ

私のチームでの日々の業務の流れを紹介します。

毎週月曜日にはチームメンバー全員でミーティングを行います。 ここでは、チーム全体で今どんな仕事をしているか、チームで共有する事柄はないか、お休みを取る予定があるかなどを確認します。

また毎日11時には朝会といって、Trelloを使って個人が抱えるタスクの進捗具合を確認します。 (ギフティはフレックス制でコアタイムが11時からなので。)

また隔週でマネージャーと1on1を行い、キャリアの相談や困っていること、普段言いにくいことをシェアできる時間が設けられています。

エンジニアもクライアントと直接会話します

私のチームで働いていて特徴的だなと思うのは、エンジニアも直接クライアントとお話しすることです。 チーム内にディレクターもいますが、エンジニアも直接議論に参加し仕様調整などを行なっています。 システム観点で実現可能かに加え、クライアントのやりたいことや目的からヒアリングして、その実現方法や仕様について議論します。 単に開発するだけでなく、要件や仕様に関する議論に参加できるのは1つのやりがいだと感じますね。

ギフティでエンジニアとして働いていて良いなと思った3点

ここからはギフティで働いていて、「ここ良いな」と思った点を3つに絞ってご紹介します。

基本的にやりたいと言ったらやらせてくれる環境

私は入社前もフロントは独学で勉強をしており、使いこなせるとは言えませんがある程度書くことができました。 そんな中自分のタスクがフロントの開発タスクしかない時期がありました。 そんな時、「マネージャーとの1on1でフロントだけじゃなくてバックエンドも伸ばしたいです」という話をすると、次週からバックエンドのタスクを振ってもらえるようになりました。 いつもいつも自分の希望が通るのは難しいかもしれませんが、やりたいタスクが個々人に回るように、必ずどうにかしてタスクを調整しようとしてくれます。 基本的にやりたい業務をやらせてもらえる環境で働けていて嬉しいです。

社員のみなさんがフレンドリーでチーム外の先輩にも相談できる

ギフティの社員さんって本当にみなさんフレンドリーで優しい方ばかりだなと思います。 普段ランチや社内イベントでご一緒させていただいて、気軽にお話できるような関係になりやすいです。

cssのアニメーション実装に困っていたある日、たまたまチームメンバーがミーティングなどでいませんでした。 そんな時共用スペースで働いていた先輩に、実装方針の相談をさせてもらえてとても助かりました。 (ギフティではそれぞれ個人のデスクが与えられていますが、共用のソファ席やダイニングテーブルで仕事をしていいルールになっています。)

チーム内ではなく、チーム外の人にも気軽に相談できる雰囲気は素敵だなと感じます。

新卒の成長を考えてくれる環境

一年たったタイミングで自分ってちゃんと成長できているんだっけと悩んでいる時期がありました。 そんな悩みを1on1でマネージャに共有したところ、私の一年を振り返って今後何をすればいいかを考える�ミーティングにチームメンバー全員が参加してくださいました。

エンジニアとしての実装力がまだまだ足りない。特にゼロから何かを作る力が足りないと感じるという悩みを相談したところこんなフィードバックをいただけました。

  • 普段の業務ではクライアントとコミュニケーションを取る時間が多少必須で、その分開発に割ける工数が減ってしまう
  • 担当しているプロダクトはもう7年以上運用されていて、現在のビジネス要件とコードの乖離が発生していて、正しい設計で開発ができていない
  • もちろん既存のコードを理解して、改修を加える力も大事だが、ゼロベースでなにかを作る経験をしたほうが良さそう
  • 実装力をもっと上げたいならとにかく量を書くしか無い

それから、自分で小さいアプリを作って発表する機会を設けていただけることになりました。 月一くらいのペースで何かを作って、勉強したことを発表する会を開かせていただいて、自分の成長を手助けしていただいています。 私の成長のために時間を割いていただいて、直接FBをいただいてとてもありがたい環境だと感じています。先輩方には本当に感謝です。

まとめ

  • 私のチームでの働き方

    • 業務ではRails, Vueを中心に書く
    • 週の初めに進行中の案件の確認
    • 毎日朝会でチームメンバーのタスクの進捗確認
    • エンジニアでもクライアントと直接お話して、要件や仕様の議論をする
  • ギフティのここが良い

    • 基本的にやりたいと言ったらやらせてくれる環境
    • 社員のみなさんがフレンドリーでチーム外の先輩にも相談できる
    • 新卒の成長を考えてくれる環境

今回はギフティに新卒入社した私の視点から、働き方とギフティで働いていて良いなと思った点をシェアさせていただきました。 ギフティで働くことに興味がある方にとって、少しでも参考になれば幸いです。